2007 しずおか木造塾(第1講座)
10月6日、午後1時半より
『2007 しずおか木造塾(第1講座)』
が始まりました。
【当日のスケジュールはこちら】
1.開講式
(社)静岡県建築士会 会長 大澤 稔
2.「地域材の性質、木材の乾燥」
(株)フジイチ 山内 忠彦
-----休憩-----
3.「目からウロコのシロアリ対策」
岡崎シロアリ技研 神谷 忠弘
4.意見交換
さすが士会の勉強会、楽しい勉強の時間でした。
山内先生の講義は、木材業界の現状と動向、静岡県(天竜)の林業の歴史を、とても丁寧に説明してくださいました。
天竜林業の歴史について〝山は生きている〟という昭和31年の貴重な映像を見せていただいたんですが、その映像の中で植林されていた杉の木、今やっと住宅の材料(柱など)として使えるサイズと言うのですから驚き!
木は大切に使わなくてはいけませんね。
(株)フジイチさんの方では、10月と12月に「天竜杉天竜檜 伐採見学ツアー」というイベントもあるそうなので、またこちらの方も行ってみたいと思います。
神谷先生の講義は、今まで〝害・怖い〟と思っていたシロアリの概念が根本から覆される、目からウロコがボロボロ落ちる講義でした。
まずシロアリという生き物の種類と行動を知ることで、正しい駆除の対策を練ることが出来るということ。
必要以上の薬剤を撒くのは、人にも害がありそうで怖いですから・・・
シロアリは、植物遺体を分解し土壌へと栄養を運び込む、環境上重要な下等生物。
判断や学習能力、視力も無いので、なにも家ばかりを狙って食べているという訳ではないんですよねぇ~。
今回の10分に1回は爆笑?
神谷先生のシロアリに対する愛情あふれる講義を聞いて、近年の住宅がシロアリに食べられやすい理由と、それを防ぐためのポイントがよぉ~くわかりました。
お勉強の後は、講師を囲んで有志による懇親会へ。
初参加の僕はドキドキでしたが、懇親会に集まった皆さんは気さくな方ばかりで、建築やその他のお話で楽しい時間を過ごさせていただきました。
次回は11月17日。
どんな話が聞けるのか、今から楽しみです。
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