赤レンガ倉庫保存会 講演会&見学会
今日は菊川で行われた
「赤レンガ倉庫保存会 講演会&見学会」
に行ってきました。
まずは14:00~講演会
『近代静岡茶の流通と文化』
-菊川のお茶産業と洋風近代建築-
朝起きてから寝る寸前まで、欠かさずお茶を飲み続ける
〝大のお茶好き〟
として、今日の講演は楽しかったですねぇ~。
明治時代の牧之原台地での開墾の歴史から、お茶作りの発展と共に変化してきた建築の様子、そして現存する赤レンガ倉庫の詳細まで、たくさんの写真と丁寧な説明を聞けて凄く得した感じ。
そして一通りお話を聞いて感じたことは、赤レンガ倉庫はお茶生産と共に発展してきた菊川の歴史を示す、数少なくなった大変貴重な資料ではないかと。。。
さて、テレビ番組でも取り上げられ〝取り壊し〟が問題となっている赤レンガ倉庫はこちら。
逆光なので反対側からも1枚。
明治時代からこの地に建つ立派な建物ですよ。
入り口はこちら。
さぁ、中へ入ってみましょう!
2階の床組みには骨太な状態の良い木材が架かっています。
細部を見ても状態は悪くないので、保存するのにそれほどお金が掛かるようには思えないけど、何かの目的で継続使用するとなると、耐震補強とか考えなくちゃいけない問題もあるかなぁ。
正直、この建物を壊すのは簡単なこと。
でも、この構造の建物は二度と建てられない・・・
最近は、全国でこのような歴史的建造物の保存の問題が出ていますが、解体の判断は慎重に考えてもらいたいものです。
| 固定リンク
コメント
本当ですね。この間の景観の問題といい何か知的財産や文化的な事に対しては他人事で、いざ自分の土地等に価値に対しては凄く敏感な国民性がある様に感じて悲しくなる事が多いですね。
投稿: キス百福 | 2009年2月 8日 (日) 01時03分
キス百福さん>不景気になると一層難しくなりますが・・・
でも、このような町の歴史を感じることのできる財産は残してほしいですねぇ。
投稿: Jun | 2009年2月 8日 (日) 22時04分